こんにちは、江坂パークサイド歯科　院長の木村です。

暑くなってきて、マスクを外したいと思う時も出てきている今日この頃。

今の間に、歯を白くしてマスクを外せたときに歯がきれいと思ってもらえるようにケアをしておいてはいかがでしょうか。

歯の色が変わるだけで、印象が大きく変わったり、自信が出てきます。
白い歯を見て、嬉しくなってたくさん歯を磨く習慣ができると良好なお口の状態も維持できます。

本日は、「歯が黄色くなる原因について」をご紹介したいと思います。

歯の着色の原因

歯の着色の原因は、大きく分けて「歯の内部が原因」の着色と「歯の外部が原因の着色」があります。

 

歯の内部が原因の着色

加齢による歯の黄ばみ
歳をとっていくと歯の色は白色から黄色に変わってきます。歯の表面には白く透き通った色のエナメル質がありますが、経年的に摩耗していき、歯の内部の黄色い象牙質がより透けて見えるようになります。

虫歯による歯の着色
初期の虫歯は、歯の表面が脱灰しホワイトスポットという真っ白な状態になります。この状態は虫歯にはなっていませんが虫歯になりかけている、虫歯予備軍の状態です。
しっかりと磨いていたらこの初期虫歯は進行しませんが、進行してしまうと歯は虫歯により黒く変色してしまします。
この状態を放置していると、歯の神経まで死んでしまい、神経の死んだ歯は茶色く変色してしまいます。
　

お母さんが妊娠中に服用した薬や幼少期の薬による影響
テトラサイクリン系の抗生物質を歯が作られる間に服用していると、歯が縞状の灰色になることがあります。

 

 

歯の外部が原因の着色
歯垢・歯石による着色
歯垢は薄い黄色っぽい色をしていて、付着していると黄ばみを目立たせます。
歯ブラシで容易に除去することができます。
歯垢が長い間溜まって、石灰化して固く歯についたものを歯石と言います。
この歯石は白色や黒色をしており、歯石には食べ物の色が着色しやすい状態になります。
歯石は歯ブラシでは落とすことができないので、歯医者さんで専門の機械で落としてもらうことが必要です。

ステインによる着色
コーヒー、お茶、ワイン、カレー、タバコなどに含まれる色素が歯の表面に沈着することで着色が生じます。
これをステインによる着色と言います。
ステインによる着色は、普段の歯磨きでステインが歯にこびりつく前に落とすこと、歯医者さんで専門の器具で落としてもらうことで比較的簡単に白い歯になることができます。