歯の予防で誤解されやすいこと
こんにちは。江坂パークサイド歯科 の歯科衛生士E です。
最近は暑かったり雨が降ったりと安定しない天気ですが、いかがお過ごしでしょうか。
歯は予防が大切ですが、今回は予防の誤解についてお話していこうと思います。
目次
- 歯周病は、歯を失う怖い病気?
- 歯周ポケットは歯ブラシで綺麗に磨ける?
- 虫歯になるのは甘いものをたくさん食べてるから?
1.歯周病は、歯を失う怖い病気?
歯を失う怖い病気と言うイメージの強い歯周病。
ですが短期間で歯がグラグラになって抜け落ちてしまうと言う事はふつうはありません。
歯周病はゆっくり進行していく病気なので、早期に発見できればそこから進行しないように予防をしていけばいいのです。
そのためにも、うちでのセルフケアだけでなく、歯周病の早期発見が重要となり、歯科医院で定期的に検診を受けることが大切なのです。
また、タバコは歯周病の進行を10年早めると言われています。加熱式タバコも同様です。
歯周病予防の為にもタバコはきっぱり辞め、歯科医院の定期検診に通いましょうね!!!
2.歯周ポケットは歯ブラシで綺麗に磨ける?
歯ブラシで歯周ポケットの中のプラークは完全には取りきれません。
しかも、力任せに歯茎の溝の中にブラシの毛先を入れようとすると、歯茎を傷つけてしまいます。
歯茎を傷つけず綺麗にプラークを取り除く磨き方を、歯科医院で教えてもらいましょう!
デンタルフロスや歯間ブラシを併用するのも効果的です。
3.虫歯になるのは甘いものをたくさん食べてるから?
甘いものの量を控えているのに虫歯になってしまう、その原因は甘い物の食べ方に原因があるかもしれません。
虫歯の原因となる甘いものは、量よりも頻度や時間が重要です。
食べ物や飲み物が入るたびにお口は虫歯になりやすい状態になります。
そして、時間をかけて修復していくので、その途中でまた食べ物や飲み物がお口に入ると、修復する時間が取れません。
なので、ダラダラ食べや、飴をずっと舐めていたり、甘い飲み物を頻繁に飲むと、虫歯になりやすいのです。
この時期は熱中症対策でスポーツドリンクを飲む方も多いと思いますが、虫歯になりやすい飲み物でもあるので要注意です。
私自身も甘いものは大好きなのでなかなかやめられませんが・・・メリハリのある食生活を心がけましょう!
この記事を書いたのは
江坂パークサイド歯科 歯科衛生士Eです。
江坂駅近く(徒歩2分)、江坂公園のとなり、大きな時計の看板が目印です。
19時最終受付・土曜日も診療
ご予約はこちらから
ネット予約も1時間前まで受付中
出来るだけ削らない・抜かない歯医者
歯石取り、クリーニングも人気・おすすめ
大阪府吹田市江坂町1-18-18江坂パークビル2F
Tel:0661556480