光学印象について
こんにちは。江坂パークサイド歯科 の歯科医師・院長の木村圭 です。
歯医者さんで虫歯治療を受けた時に、粘土みたいなもので削った後に歯の型をとったことはありますか?
最近では、その型取りをデジタルの機械で代用することができます。
写真1 当院で使用している光学印象の機械(プライムスキャン)
少しずつ、採用をしている歯医者さんも増えてきていますが、まだまだ少ない印象です。
最大の利点は、『高い頻度』で『非常に精度よく』詰め物や被せ物を作ることができることです。
写真2 被せ物や詰め物
今までは、歯を削ったあと詰め物や被せ物ができるまでには歯科技工士さんのたくさんの手作業の工程が必要でした。
①粘土みたいなもので型取り
②型を取ったものに石膏を流して模型にする
③模型を綺麗に形づくる
④ワックスアップする
⑤セラミックに置き換える
⑥模型に合うように調整する
かみ合わせは非常に繊細なため、10ミクロン(1mmの100分の1)程度の正確性が必要になります。
そのため、どこかでわずかな誤差が生じてしまうこともありました。
それが光学印象を使うと、コンピューター上で非常に正確に生のデータで作業できるために、精度のばらつきが少なくなります。
綺麗なものを高頻度で入れることができるので、治療した歯をよりいい状態にすることができます。
また、粘土みたいなもので型を取らなくて済むので、型取りの際に気持ち悪くなることも避けることができます。
※今は、まだ保険診療では認可されていないので、自費診療のみとなります。
この記事を書いたのは
江坂パークサイド歯科 歯科医師・院長の木村 圭(きむら けい)です。
江坂駅近く(徒歩2分)、江坂公園のとなり(江坂公園前)、大きな時計の看板が目印です。
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