こんにちは!江坂パークサイド歯科の院長の木村です。
今日は最近問い合わせの多い、「乳歯の晩期残存(にゅうしのばんきざんぞん)」についてお話しします。
みなさん、乳歯(にゅうし)って知ってますよね?乳歯は、子どもの時に生えてくる小さな歯で、やがて大人の歯(永久歯)に生え変わります。普通は、12歳くらいまでに乳歯は抜けて、永久歯に置き換わります。
でも、時々大人になっても乳歯が残ってしまうことがあります。これを「乳歯の晩期残存」と言います。では、なぜ乳歯が残ってしまうのでしょうか?
乳歯が残ってしまう理由
- 永久歯が生えてこない:本来なら乳歯の下に永久歯が生えてくるのですが、永久歯がない場合があります。
- 歯の位置がずれている:永久歯が生えてくる場所がずれていると、乳歯が抜けずに残ってしまうことがあります。
乳歯が残るとどうなるの?
乳歯が残ったまま放っておくと、噛み合わせが悪くなったり、歯並びに問題が出てしまうことがあります。また、乳歯は大人の歯ほど強くないため、虫歯になりやすいです。
また、乳歯は本来は12歳くらいまでには抜けるものなので、おじいちゃん・おばあちゃんになっても乳歯が残っている方はほとんどいないです。
そのため、いつかは乳歯を失った時に、どうするかを前もって考えておくことは大切になります。
乳歯を失う時が来たらどうする?
もし乳歯が残っていて、それを抜かなければならない時は、歯科医の先生に相談してください。乳歯が抜けた後の対処法は、次のようなものがあります。
- ブリッジ:乳歯を抜いた後、その場所にブリッジという人工の歯をつけて、噛み合わせや見た目を整えます。
- インプラント:インプラントは、乳歯があった場所に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯をつける方法です。
- 矯正治療:歯並びや噛み合わせが悪い場合は、矯正装置を使って歯の位置を整えることもあります。
まとめ
乳歯が残っていることは珍しいことではありませんが、歯科医院でしっかりとチェックを受けて、もし失ってしまうときが出てきたらどうするかを考えておくことが大切です。
乳歯がまだ残っていたり、心配なことがあれば、気軽に歯医者さんに相談してみてくださいね!
以上、乳歯の晩期残存とその対処法についてのお話でした。皆さんも自分の歯を大切にしましょう!
この記事を書いたのは
江坂パークサイド歯科 歯科医師・院長の木村 圭(きむら けい)です。
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