こんにちは！江坂パークサイド歯科の院長の木村です。

今日は、歯を失ったときの治療法としてよく使われる「インプラント」と「ブリッジ」についてお話しします。それぞれの方法の特徴やメリット・デメリットを知って、自分に合った治療法を選びましょう。

インプラントとは？

インプラントは、失った歯の部分に人工の歯根（インプラント）を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける方法です。インプラントは顎の骨にしっかり固定されるため、天然の歯に近い感覚で食事をしたり話したりすることができます。

メリット

1. 自然な見た目と感触：他の歯とほとんど区別がつかない自然な見た目と感触があります。
2. 耐久性：適切なケアをすれば、非常に長持ちします。
3. 骨の維持：顎の骨に直接固定されるため、骨の減少を防ぎます。
4. 周囲の歯に負担をかけない：隣の健康な歯を削る必要がありません。

デメリット

1. 手術が必要：インプラントを埋め込むための外科手術が必要です。
2. 時間がかかる：治療完了までに数ヶ月かかることがあります。
3. 費用が高い：健康保険が適応にならないので、他の治療法に比べて費用が高くなることがあります。

ブリッジとは？

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を支えにして、その間に人工の歯を橋渡しのように取り付ける方法です。ブリッジを固定するために、支えとなる健康な歯を削る必要があります。

メリット

1. 比較的短期間で治療可能：治療期間が比較的短く、数週間で完了することが多いです。
2. 費用が比較的安い：インプラントに比べて費用が安い場合があります。
3. 安定性：しっかり固定されるため、食事や会話に問題がありません。

デメリット

1. 周囲の歯を削る必要がある：健康な歯を削ることで、後々の歯の健康に影響を与える可能性があります。
2. 耐久性が低い場合がある：インプラントに比べて支えとなる歯の力の負担が大きいので、失った歯の前後の歯の寿命が短いことがあります。

どちらを選ぶべき？

インプラントとブリッジの選択は、個々の状況やライフスタイル、予算、健康状態などによって異なります。以下のポイントを参考にしてください。

1. 長期的な視点で考える
2. 費用：費用面だけを考慮すると、ブリッジが良い選択肢となることもあります。
3. 治療期間：インプラント治療はブリッジ治療よりも長期間を要することが多いです。
4. 歯と骨の健康：隣の歯を削りたくない、または顎の骨の健康を維持したい場合は、インプラントが良いでしょう。

どちらの治療法も、それぞれにメリットとデメリットがあります。最終的には、歯科医師と相談しながら、自分に最も適した治療法を選ぶことが大切です。

もし詳しいことを知りたい場合やご相談がある場合は、お気軽に当院にお問い合わせください。私たちは皆さんの健康な笑顔をサポートします！

 

この記事を書いたのは

江坂パークサイド歯科　　歯科医師・院長の木村　圭（きむら　けい）です。

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