歯科衛生士求人(治療編)|江坂パークサイド歯科|江坂駅の歯科・歯医者

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歯科衛生士求人(治療編)|江坂パークサイド歯科|江坂駅の歯科・歯医者

歯科衛生士求人(治療編)

この度は江坂パークサイド歯科 の歯科衛生士求人情報のページを見ていただいてありがとうございます。

 

1.どんな衛生士になりたいと思っていましたか?

覚えていますか?

衛生士の始めてなった時、「どんな衛生士になりたかったか?」

 「患者さんから信頼される衛生士」

 「スタッフからも必要とされる衛生士」

今まで僕が接してきた、数百人の衛生士になる前やなりたての方々は、ほとんどの方がこうなりたいと熱く語ってくれました。

そうなれていますか?

 

2.患者さんから信頼される衛生士とは?

では、どうしたら「患者さんから信頼される衛生士」になれるのでしょうか?

歯科衛生士の能力が最大限に発揮できるのは、自分で患者さんを見ているとき。

その患者さんは、大きく2つに分けられます。

一つは、軽度・中等度の歯周病を実際に歯周基本治療(TBIやスケーリングやSRP)で治している患者さん。

もう一つは、歯周病治療がひと段落して、再び悪くならないようにメインテナンスやSPTで定期的に来院してもらっている患者さんです。

 

歯周病を自分の力で本当に治せる衛生士になる

歯周病の患者さんに対してはなんちゃってSRPをするのではなく、「歯周病を自分の力で本当に治せる歯科衛生士になる」ことです。

そのためには、一番多く経験する「慢性歯周炎の定義」、「1歯単位の歯周炎の診断」、「歯周病の治癒」など知識として知っていて実際の臨床で使えるような状態にしとかなくてはいけません。

歯周病はポケットだけでは十分に診断できません。歯を支える骨、歯肉退縮量、炎症(BoP)なども見て始めてどんな時も診断できます。

歯は1本づつ順番に失っていきます。

全体的になんとなく綺麗に磨けていても、いつも磨き残しがあるところは最初に失ってしまう可能性があります。

定期検診に長く通っていただいている患者さんに「だいたい綺麗だから大丈夫」しか言っていなければ、いざ悪くなった時に患者さんとの信頼を失ってしまうことがあります。

そのため、1歯単位でこの歯は軽度だ。この歯は重度だと把握してあらかじめ伝えておく必要があります。

歯周病の治療をしていくと、ゴールをどこに設定するのかを決めないといけません。

目的地なくただ徘徊することがないのと同じで、治療も現在の状況や過去の状況を把握してゴールを設定しないと治療はうまくいきません。

お口の中は、「赤と白(粘膜と歯)」しかない世界です。

その「赤と白」の世界を、歯周病の知識をもとに、いっぱい触ったり見たり考えたりすることで、患者さんが歯を失わないで幸せな生活の手助けができるようになると思います。

 

衛生士は、知れば知るほど新しいものが見えてくる楽しい仕事です。

 

定期的に来院されている患者さんには、次に悪くなるところを予想する

メインテナンスとSPTの違いってわかりますか?

専門的には、メインテナンスは歯周病が完治して全く問題がなくなった方や、歯周病にかかったことのない人に対する予防のことを言います。

一方、SPTとは歯周病がほぼよくなったけど少し問題がある状態でする病状安定のための治療のことを言います。

みなさんが実際の定期検診で行っている多くは、メインテナンスでしょうか?SPTでしょうか?

お口の中の状態が完璧!!な方は非常に稀だと思います。

問題があるということは、きっとそこから悪くなる可能性があるということですよね。

もちろん悪くならないようにしてあげることは大切ですが、やはり悪くなります。

どのタイミングで悪くなったところをどのようにアプローチしたらいいかを伝え、心の準備をしてもらう。

1本の歯の経過(ストーリー)を患者さんとしっかりと共有できていたら、いざ悪くなった時も患者さんから「ここまで保たせてくれてありがとう」って感謝されて、前向きに次の治療につながっていきます。

「あなたがいるから、通っているんだ」って言われる仕事って素敵ですよね?

 

 

 

 

歯科医師・院長の木村圭 でした。

少しでも興味があれば、当院までご連絡ください。

 

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