口腔がんについて|江坂パークサイド歯科|江坂駅の歯科・歯医者

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口腔がんについて|江坂パークサイド歯科|江坂駅の歯科・歯医者

口腔がんについて

こんにちは。江坂パークサイド歯科 の歯科医師・院長の木村圭 です。

 

お口の中に痛い口内炎ができて、ネットで調べたら

「がんかもしれない?」

と不安になったりしませんか?

 

不安になったら、近くの歯医者さんや口腔外科をまず受診してください。

 

今回の記事では、歯医者の僕が大学時代に習った「口腔がんの特徴」について紹介します。

 

この記事は以下のような人におすすめです。

  • ネットで色々調べて、「がん」かもと不安になっている方!

 

目次

  1. 口腔がんとは
  2. 覚えておきたい口腔がんの特徴2つ
  3. まとめ               

1.口腔がんとは

口腔がんとは、口の中にできる悪性の腫瘍のことです。

主にできる部位は、舌、歯ぐき、頬の粘膜、口蓋(上あご)、口腔底(舌の下)、口唇です。

口腔がんの多くは、上記の粘膜の表面から発生します。

日本では、2016年の段階で年間8000人が罹患します。

早期の発見では、5年生存率は90%以上との報告があります。

 

2.覚えておきたい口腔がんの特徴2つ

日本人の人口、口腔がんの罹患率、歯医者さんの数 から計算すると、歯医者さんが普通の歯科医師として(口腔外科医ではなく)働いた場合、一生に2人の口腔がん患者さんに最初に出会うと言われています。

長い歯医者人生で2人の患者さんに最初に出会うけど、その時に絶対に見逃さないために、大学生の時に口腔外科の先生に習った口腔がんの特徴を2つお話しします。

大学卒業後 すぐに口腔外科で働いていたので、その際にもこの時学んだ知識のおかげで最初に口腔がんとわかったこともありました。

 

①がんはすごく「硬い」

乳がんは「しこり」があって硬いというのは有名ですよね。

口腔がんも同じで、すごく硬いことが多いです。

スーパーボールくらい硬いことも多いです。

 

そもそも、「癌(がん」)」は江戸時代は「岩(いわ)」とも呼ばれていました。

TBSのドラマ「JINー仁-」でもがんのことを岩と呼んでましね。

 

また、英語ではキャンサー(Cnncer)、ドイツ語ではクレブス(Krebs)と言います。

いずれも由来は硬い甲羅を持つ「かに」です。

ピザで、カニの入ったもので「ウインター『クラブ』ピザ」とかがあったりしますよね。

 

どの言語でも、硬いものが語源となっています。

がんは硬いことが多いのです。

 

②口腔がんは見た目がきたない

口腔がんは、上皮と呼ばれる粘膜の表面からできます。

粘膜が無秩序に増殖するので、表面は見た時にきたなく見えることが多いです。

3.まとめ

口腔がんは、毎日 口の中を見ている普通の歯医者さんでも最初に見つけることは、少ないと言われています。

しかし、その時には絶対に見逃してはいけないので、絶対に覚えておく特徴として「すごく硬い」「見た目がきたない」の2つがあります。

 

専門的には他にも特徴などがありますが、どんな時も見つけないといけないのでこの2つだけは頭に最低限叩き込んであり、使えるようにしています。

毎日、口の中を見ていない方には 自分で判断することは難しいと思うので、口の中がおかしいなと思ったら、早めに歯医者さんに相談してみてください。

口腔がんは早期発見しやすく、早期発見したら治る確率が高い病気です。

 

この記事では、「口腔がん」について紹介しました。

 

少しでも、気になった方は歯医者さんで相談してみて下さい。

この記事を書いたのは

江坂パークサイド歯科  歯科医師・院長の木村圭です。

江坂駅近く(徒歩2分)、江坂公園のとなり、大きな時計の看板が目印です。

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