定期検診(メンテナンス)の必要性について
- 2022年7月23日
- お口と歯の情報
こんにちは。江坂パークサイド歯科 の歯科医師・院長の木村圭 です。
定期的に歯医者さんに通っていますか?
今回の記事では、「メンテナンスの必要性について」紹介します。
この記事は以下のような人におすすめです。
- 歯医者さんは痛いところで出来るだけ通いたくない方!
- お口の健康をずっと維持しておきたい方!
- ここ1年歯医者さんに行っていない方!
目次
- 定期検診(メンテナンス)のメリット
- 8020運動とは
- 日本人の残存歯数
- まとめ
1.定期検診(メンテナンス)のメリット
定期検診を受けているひとは、受けていないひとと比べて80歳の時点で平均9本歯が多く残っているという結果が出ています。
お口の健康は、全身の健康にも関係するので、歯のメンテナンスを受けて自分の歯がしっかりとあるひとは、ないひとに比べて歯科にかかる医療費が90万円高くなるという報告もあります。
定期検診のメリット
①歯がたくさん残り、健康的で豊かな生活ができる
②むし歯・歯周病に対して早期発見・早期治療が可能
③治療にかかる負担を減らすことができる
④かかる医療費を減らすことができる
2.8020運動とは
80歳で20本以上歯を残そうという運動です。
20本以上 歯があるとある程度なんでも好きなものをしっかりと咬むことができるので、健康的な良い生活ができます。
元々の歯の本数は28本(親知らずを除いて)です。
平成28年で、80歳で20本以上の歯が残っている方は、全体の44%でした。
半数以上の方が、80歳の時点で好きなものを思いっきり食べられない可能性があるといえます。
3.日本人の残存歯数
30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 | |
予防歯科患者の残存歯数 |
27本 | 26本 | 23.8本 | 22本 | 19.5本 | 15.7本 |
日本人の残存歯数 |
27本 | 26本 | 23.2本 | 18.6本 | 10.9本 | 6.8本 |
歯医者さんに定期的に通っている方は、30代〜50代ではほぼ歯の本数に違いはないですが、60歳から少しずつ歯の本数が変わってきています。
60代から定期的に通われたらいいと思うかもしれませんが、若い時から定期的に通っているからこそ良い状態の60代以降になれます。
4.まとめ
歯医者さんは何か困ったときにいくよりも、何もないときに定期的に通う方が歯をたくさん残せます。
定期検診に通っていると、自分の歯磨きの癖がわかったり、何に注意をして磨いたら良いかがわかるので、お口の状態を良い状態で保てます。
また、定期的にお口に関心を持てる機会を得れるので、お口のケアへのモチベーションが維持できます。
この記事では、定期検診について紹介しました。
少しでも、気になった方は歯医者さんで相談してみて下さい。
この記事を書いたのは
江坂パークサイド歯科 歯科医師・院長の木村圭です。
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