当院の院内感染対策(ウォッシャーディスインフェクター編)
こんにちは。江坂パークサイド歯科 の歯科医師・院長の木村圭 です。
最近コロナも増えてきたので、院内感染対策が気になりませんか?
今回の記事では、当院の院内感染対策のひとつであるウォッシャーディスインフェクターについて紹介します。
この記事は以下のような人におすすめです。
- 歯科医院の感染対策が気になる方!
目次
- ウォッシャーディスインフェクターとは
- ウォッシャーディスインフェクターの魅力
- まとめ
1.ウォッシャ-ディスインフェクター
ウォッシャ-ディスインフェクターとは自動食器洗浄機みたいな見た目をしていて、日々使う医療器具を洗う機械です。
業務用の自動食器洗浄機みたいですが、医療用は飲食店用のものとは大きく異なります。
飲食店では、主に油よごれなどを効率的に落とすことを目的として採用しますが、歯科医院では、唾液や血液などのタンパク質の除去を目的として洗浄、薬液消毒、熱水消毒、乾燥までを自動に行なってくれます。
食器あらい洗浄機のように最初から高温の熱湯で洗うと、殺菌はできますが血液などのタンパク質が変性・凝固してしまうので除去することができません。
そこで、このウォッシャ-ディスインフェクターは低温から徐々に予備洗浄・本洗浄をした後に90℃の熱水で消毒していきます。
タンパク質の凝固を防いで、「高水準消毒」をすることができます。
当院では、この高水準消毒のできるウォッシャ-ディスインフェクターを採用しています。
2.ウォッシャ-ディスインフェクターの魅力
当院でウォッシャ-ディスインフェクターを導入している経緯についてお話しします。
歯科医院で使う医療器具は小さくて鋭利なものが非常に多いです。
患者さんごとに、数十点の器具を使います。
今までは人の手でひとつひとつ丁寧に洗っていました。
非常に時間がかかる大切な作業ですが、どうしてもスタッフごとにムラが出てきたりします。
また、注意をしていても鋭利な器具で怪我をしてしまうこともたまにあります。
仕事として、プロとして安心・安全な医療を提供するには、スタッフごとのムラをできるだけ少なく抑えないといけません。
スタッフの怪我を少なくするということも、非常に大切です。
通常の手洗いの洗浄ではできない、非常に高水準の洗浄ができるのも魅力です。
自分が受けるなら、高水準消毒の後に滅菌された器具を使われたいとも思います。
一度使ったら、元の手洗いには戻れません。
手洗い洗浄にかかる時間が他に有効活用できるので、ギリギリまで患者さんの治療について考えることができるのも非常に魅力です。
3.まとめ
当院で院内感染対策として使っている、ウォッシャ-ディスインフェクターについて本日は紹介しました。
普段見えない、裏側の機械ですが、安心・安全の医療を行う上で大活躍してくれています。
当院ではウォッシャ-ディスインフェクター以外にも、切削器具(タービンなど)の高速滅菌、薬液消毒、超音波洗浄、出来るだけディスポーザブル製品を使う、チェアーの清拭、アルコール・次亜塩素酸ナトリウム消毒、口腔外バキュームなど 徹底した感染対策をしております。
安心して歯科治療を受けていただくために。
この記事では、「当院での感染対策(ウォッシャ-ディスインフェクター)」について紹介しました。
この記事を書いたのは
江坂パークサイド歯科 歯科医師・院長の木村圭です。
江坂駅近く(徒歩2分)、江坂公園のとなり、大きな時計の看板が目印です。
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