こんにちは!江坂パークサイド歯科の院長の木村です。
今日は最近問い合わせの多い、「歯科医がすすめる、虫歯予防のための食事とおやつ」についてお話しします。
口腔内の健康と食事の関係
口腔内の健康は、全身の健康に大きな影響を与えます。歯や歯ぐきを健やかに保つためには、毎日のブラッシングや定期的な歯科検診が不可欠ですが、それだけでは不十分です。食事や間食の選び方も、口腔内の健康に大きく寄与します。本記事では、歯医者さんの視点から、虫歯を予防し、健康な口腔環境を保つための食事と間食の方法について詳しく解説します。
主食の選び方:口腔内環境に優しい食品
主食はエネルギー源として欠かせませんが、選び方次第で口腔内の健康にも影響を及ぼします。例えば、精製された白米や白パンは虫歯の原因となることが多いです。これに対し、全粒粉や玄米などの未精製穀物を選ぶと、虫歯のリスクを軽減できます。さらに、野菜や果物を多く摂ることで唾液の分泌が促進され、口腔内の自浄作用が高まります。
健康なおやつの選び方
間食の際には、甘いお菓子やスナック菓子を避けるのが賢明です。これらは虫歯の原因になるだけでなく、口腔内の細菌バランスを乱すことがあります。代わりに、ナッツ類、チーズ、無糖ヨーグルトなどを選びましょう。これらは栄養価が高く、口腔内のpHバランスを維持するのに役立ちます。
歯に優しい飲み物の選び方
飲み物の選び方も、口腔内の健康維持には重要です。砂糖を多く含むジュースや炭酸飲料は避けましょう。これらは酸性度が高く、歯のエナメル質を溶かすリスクがあります。代わりに、水、無糖の緑茶、牛乳などを選ぶのが理想的です。特に緑茶にはカテキンが含まれており、口腔内の細菌を減少させる効果があります。
日常で気を付けるポイント
毎日の食事や間食の選び方に気を付けるポイントを以下にまとめます。まず、食後は必ず水で口をすすぐ習慣を持ちましょう。これにより、食べ物のカスや酸を洗い流せます。また、定期的に歯科医を訪れてプロのクリーニングを受けることも大切です。さらに、フロスや歯間ブラシを使用して歯と歯の間の汚れを取り除くことも忘れないようにしましょう。
まとめ
健康な口腔環境を維持するためには、毎日のブラッシングや定期的な歯科検診に加え、食事や間食の選び方にも注意を払うことが重要です。未精製の穀物や野菜、果物を積極的に摂取し、間食にはナッツ、チーズ、無糖ヨーグルトを選ぶことで、虫歯のリスクを減少させることができます。また、砂糖を多く含む飲み物を避け、水や無糖の緑茶を選ぶことも推奨されます。これらのポイントを実践することで、口腔内の健康を維持し、快適な生活を送ることができます。定期的な歯科検診と併せて、日々の食生活に気を配り、健康な口腔環境を保ちましょう。
この記事を書いたのは
江坂パークサイド歯科 歯科医師・院長の木村 圭(きむら けい)です。
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