こんにちは。江坂パークサイド歯科　の歯科医師・院長の木村圭 です。

 

「お口の専門家である、歯医者さんはむし歯や歯周病にならないのでは？」

「歯医者さんはどういうふうに実際、自分の歯を磨いているのか？」

と思いませんか。

 

今日は歯医者さんである僕の毎日のお口のケアを中心とした生活についてお話しします。

実際　歯医者さんが自分のお口をどのようにケアしているかを参考にして、このブログを見てくれている方の日々のお口のケアの参考になればと思います。

 

目次：歯医者さんである僕の1日の歯磨き

1. 朝　起きてすぐ
2. 朝ごはんの後
3. 昼ごはんの後
4. 夜ごはんの後
5. 寝る前
6. まとめ

 

1.朝　起きてすぐ

まずは、コップ1杯の水を飲んで寝ている時に失った水分を補給します。

 

その後は、コンクールでうがいをします（所要時間20秒）。

コンクールは寝ている時に増えた口腔内の細菌を減らしてくれるので口臭を予防します。

すっきりとしたお口になれます。

口を開けて寝ているので、喉の奥についた細菌を減らしてくれて風邪予防にも効果的と思って使っています。

この時、同時にベロも舌ブラシで磨きます。

 

「チェックアップ」という歯磨き粉と　「グラッポ」という歯ブラシで歯を磨きます。（所要時間1分）

シャワーを浴びて、髪を湿らせている間の1分で同時進行で歯を磨きます。

朝は、ぎりぎりまで寝ていたいので短時間勝負です。

朝使う歯磨き粉には、特にこだわりがなく、味が好みなためチャックアップを使っています（薬用成分は非常に優れていますが・・・味だけで選んでます）。

この時、おすすめの歯ブラシはGCのグラッポ！！

通常の歯ブラシの2倍くらいのヘッド大きさで、上下の歯を同時に磨けたり、歯と歯茎を同時に磨けます。

短時間で、100点は無理だけど60点くらいのブラッシングができるので、愛用しています。

 

2.朝ごはんの後

シャワーを浴びたら、すぐに仕事に向かいます。

道が混むのが嫌なので、早めに職場について一仕事してから、朝ご飯を軽く食べます。

 

その後、軽く歯を磨きます。（所要時間30秒）

もちろん使う歯ブラシは「グラッポ」です。

この時、使う歯磨き粉は試供品でもらったものや当院で売っているものを使います。

いろんな歯磨き粉を使うことで、実際に使った感想やオススメを患者さんに説明できるからです。

 

 

朝はフロスはしないのですが、スタッフの練習のためにお口をかすことがありそうなときだけ、フロスをしたりします。

この時使うフロスはウルトラフロス！！

使いやすいので、短時間でフロスができます。（所要時間20秒）

食べかすが詰まってたら恥ずかしいので・・・

 

3.昼ごはんの後

午前の診療が終わってお昼ご飯を食べた後は、少し時間があるので丁寧に歯を磨きます。(所要時間3分)

この時はルシェロホワイトと言う歯磨き粉と、ルシェロホワイト用の歯ブラシで歯を磨きます。

コーヒーやカレーが大好きなので、よく歯が着色します。

ルシェロホワイトは美白効果が非常に高い歯磨き粉で、ステイン（着色）を浮かして溶かしてくれるので歯が白くツルツルになります。

しかし　美白効果に特化していて、虫歯予防効果や歯周病予防効果はあまりない主に昼に使っています。

4.夜ごはんの後

午後からの診療をして、終わったら軽く夜ご飯を食べます。

 

ご飯を食べたら、「ジーシー　ルシェロ　歯ブラシ　B10-M Medium」という歯ブラシと、「システマセンシティブ」という歯磨き粉で丁寧に歯を磨きます。(所要時間5分)

この歯ブラシの特徴は、1本1本の歯を丁寧に磨くことができるので、うまく使ったら90点以上のブラッシングができるのではないかと思っています。

またこの歯磨き粉は、むし歯予防と歯周病予防ができてかつ知覚過敏の症状を和らげてくれるので使っています。

最近、冷たいものを食べると歯がすごくしみる時があるので、使うようにしています。

 

フロスもします。

この時使うのがフロアフロス。

先に紹介したウルトラフロスよりは、歯間のケアにコツは要ります。

丁寧にしたいと思うときは、このフロアフロスは糸がふわふわしていて効率よくケアができます。

 

5.寝る前

寝る前には、コンクールで再度うがいをしてお口の中の細菌を減らします。

寝る前のうがいをすることで、朝の口のねばつき、口臭が少なくなります。

 

6.まとめ

どうでしたか？

歯医者さんである僕の毎日のお口のケアの方法です。

その日の忙しさなどで多少のケアの時間と程度は変化しますが、普通の方よりは長時間ケアをしているのではないでしょうか？

しかしそれでも虫歯や歯周病になったりします。

定期的に自分の口の中を診療室のライトの下で見たり、レントゲンを撮ったりすると　まだまだ完璧ではないと感じることも多いです。

そのために定期的に歯石を取ってもらったり、自分で鏡を見ながら歯石を取ったりします。

お口のケアのプロである歯科医師や歯科衛生士は虫歯になるリスクは他の方より圧倒的に低いです。

そこには、歯の磨き方がうまいだけではなく、口の中を健康のためにかけている時間も圧倒的に長いというのが事実です。

 

 

 

この記事を書いたのは

江坂パークサイド歯科　　歯科医師・院長の木村　圭（きむら　けい）です。

江坂駅近く（徒歩2分）、江坂公園のとなり（江坂公園前）、大きな時計の看板が目印です。

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