CADCAM冠とセラミッククラウンの違いってなに? ~保険治療と自由診療~
- 2024年9月17日
- かぶせ物・つめ物
こんにちは!江坂パークサイド歯科の院長の木村です。
今日は歯の治療でよく使われる「CADCAM冠(かん)」と「セラミッククラウン」についてお話しします。
どちらも虫歯が大きくなったときや歯が割れたときなどに使われるものですが、使う材料や費用に違いがあります。
CADCAM冠(キャドカムかん)ってなに?
CADCAM冠は、保険治療でできる歯のかぶせ物のことです。
これは粘土のようなもので型を取った後にコンピューターを使って作られた冠で、プラスチックとセラミックを混ぜた材料でできています。
主に前歯や大きすぎる力のかからない奥歯に使われることが多いです。
メリット
- 保険が適用されるので、比較的安く治療できます。
デメリット
- 材料の強度が高くないので、強い力がかかると割れたり外れたりするリスクが高いです。
- 見た目は白いですが、透明感や輝きは自由診療のセラミックほどではありません。
セラミッククラウンってなに?
セラミッククラウンは、自由診療で使われるかぶせ物です。100%セラミックという陶器のような材料で作られていて、見た目がとても自然で美しいです。
メリット
- 汚れが非常につきにくい素材なので、歯ぐきとの調和が良く、健康的な見た目を保つことができます。
- 自然な歯にとても近い色や質感を再現できるので、前歯など見える場所に使うととてもきれいに仕上がります。
- セラミックは非常に硬くて丈夫なため、長持ちします。
- 精度が非常に高いので、歯とのフィット感が優れており、快適な使い心地です。
- プラスチックを使わないので、時間が経っても色が変わりにくいです。
デメリット
- 保険が適用されないので、費用が高くなります。
どっちを選べばいいの?
選ぶポイントは「費用」と「機能性・安全性・耐久性」と「見た目」です。
どちらを選ぶかは、歯医者さんと相談して決めるといいですね。
どちらの治療法を選ぶにしても、自分の歯を大切にすることが一番大事です。毎日の歯磨きや定期的な検診を忘れずに行って、健康な歯を守りましょう!
この記事を書いたのは
江坂パークサイド歯科 歯科医師・院長の木村 圭(きむら けい)です。
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